2000年より仙台市の専門学校にて、MicrosoftOffice資格対策授業を5年間担当していました。
私が担当したのは、心理科・社労士科・介護科・臨床工学科etcさまざまな夢を持った学生たちでした。
みんな、専門知識を身に着けるために学校に来ているわけであり、パソコンを習うのが目的ではないのです。
「パソコンの資格をとってなんの意味があるんですか?」と何度聞かれたことか(笑)
そんな中での講師デビューだったわけですが・・・1クラス30~50人。 講師用パソコンやプロジェクターはなく、テキストがないクラスもありましたし、使えるものはホワイトボードのみ。
この経験により私は、テキストもパソコンも無くても授業ができるようになったのです。
教え方も分からなかった私は、まず一人一人と仲良くなることから始めました。私の話を聞いてもらうには、まずは私を好きになってもらわなければならないと思ったのです。
どこがつまずきやすいのか?
「分からない」と声を上げてもらわなきゃ分かりません。
名前を呼び話しかける努力を続けることで、少しずつ「分かりません」と私を呼んでくれるようになりました。
つまずきやすいところが分かりました。
私の説明で伝わっているのか?学生の顔を見ると分かるようになりました。
そうやって、私の「教えるスキル」は学生のみんなにアップさせてもらったのです。
今でも仲良くしている学生がたくさんいます。
本当にうれしいことです。ありがとうございます♡
専門学校だけでなく、パソコンスクールにて講師もしていました。
こちらはやる気満々の生徒さんたちでしたし、講師用パソコンにプロジェクターにテキストまで揃っていて快適でした(^^♪
パソコンスクールは大手になればなるほど資格重視の傾向があるのと、『私自身のスキルを証明するものが欲しい』という思いもあったため、Microsoft公認インストラクターの資格も取りました。
他の講師の方の授業を聞き、教え方を勉強させていただいたりもしました。
資格を取り経験を積む中で
『講師経験が長い=うまい』というわけではない。
『資格がある=うまい』というわけではないことを知りました。
そしてそういった『うまい』の前に、「分からない時はすぐに言える。何度でも言える。」といったことの方が大切だと思うのです。
一人一人によりそい、その方と友好関係を作る。
『人』対『人』なのです。
現在私のところへいらしてくれる生徒さんは、毎月2回、1時間のレッスンのために往復2時間かけて来てくれていたり。
家に来てから「今日は何しようかな~」といったゆるい感じだったり♪
「なんとしてもチラシを1回で仕上げたい!」とやる気満々で来てくれる方も。
お子さんがいたりでなかなか習いに来れない方にはzoomでレッスン。
1回受けてくださった方が周りの方に紹介してくださるおかげで、今では石巻だけでなく、女川・東松島・松島・仙台・岩沼・涌谷・登米・古川などから来てくださっています。
zoomでは千葉や岩手、福島に山形など。
長くなりましたが・・・「話しやすいから分からないと言えるし、何度でも聞ける」「分かりやすい」「質問したことすべてに答えてくれる」といったうれしい声をいただいております。
まずはお気軽にご連絡ください(^^♪